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那須赤十字病院

 東京駅から東北新幹線で1時間10分の那須塩原駅から、バスで15分の当院は、「マイタウン・マイホスピタル〜地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に〜」を基本理念とする栃木県北最大の基幹病院で、平成24年7月に新築移転したばかりの24時間の託児所を有する新病院である。第三次救命救急センター(ドクターカー所有・ドクターヘリのためのヘリポート完備)・災害拠点病院・地域周産期母子医療センター・地域がん診療拠点病院・地域医療支援病院・へき地医療拠点病院等に指定され、地域医療の中核をなす。研修施設認定としては、日本周産期・新生児医学会暫定研修施設、栃木県特定不妊治療実施医療機関(指定項目:体外受精・胚移植および顕微授精)、婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構登録参加施設、日本婦人科腫瘍学会専門医制度規則指定修練施設、日本臨床細胞学会教育研修施設の認定を受けている。
ホームぺージ

那須赤十字病院

概要

指導医

白石 悟、北岡 芳久

医師数

常勤:8名、非常勤:0名、計:8名 

病床・患者数

病床数:460床(産婦人科49床)
婦人科手術:約363件/年、分娩:約822例/年
1日当たりの平均外来患者数 85名

単年度専攻医受け入れ可能人数

2名

疾患の比率

婦人科腫瘍

40%

周産期

30%

生殖・内分泌・女性ヘルスケア

30%

研修の特徴
 われわれ那須赤十字病院の産婦人科医局は、各種診療ガイドラインを遵守し、コメディカルや地域関連病院との関わりを大切にすることで、患者やその家族に「よりよい質の医療」を提供できる医師の養成を行っている。また、地域医療支援病院として、特定の年齢層や特定の疾患に限定せず、思春期から性成熟期・閉経期・老年期に至るまでの多層にわたる患者の管理を習熟することにより、女性のライフスタイル全般の診療・治療ができる「全人的な産婦人科医師の養成」を教育目標におく。

1. 一般外来
各外来担当して、医師としての基本姿勢、産婦人科医としての基本的な診療技術の習得を目指す。

2. 周産期
産科超音波検査・CTGの判読と、胎児心拍数波形分類に基く胎児管理の指針に習熟することを基本とする。合併症妊娠や多胎妊娠の管理を関連各科と連携して周産期全般の管理を習得し、獨協主催のALSOも受講することができる。

3. 婦人科腫瘍
診断の基本となる細胞診・コルポスコピー・組織診の手技を習得する。開腹による良性・悪性腫瘍手術及び良性腫瘍に対しては可能な限り内視鏡手術を考慮してその技術習得をめざし、基本術式を執刀医として完遂できる。

4. 新生児管理
新生児蘇生法(NCPR)Aコース受講を推奨し、出生後の新生児トラブル発生時の対応できることを目指す。

5. 終末期医療
緩和ケア講習会受講を推奨と20床の緩和ケア専門病棟での終末期の疼痛管理・心理的サポートなどを院内緩和ケアチームや地域医療機関と連携して行う。

6. 不妊症・不育症治療
基礎的な不妊症検査とAID(非配偶者間人工授精)を除く、あらゆる検査・治療に応需している。さらなる不妊症診療の習得をめざす専攻医は、ART(採卵・胚移植)にも従事することが可能である。

7. 画像診断と放射線治療
MRI・CTなどの読影力を養成と産科出血や婦人科疾患に対するIVRの症例を豊富に経験する。


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